1/24 スケールモデル制作記
引き続きハンダ付けですが、今回制作記05の工程は一連のハンダ付け工程の中で最も時間のかかる作業で、かなりの集中力が必要です。
下の写真のように1ミリ幅の真鍮平板を一旦 くるくる 丸め、広げながら形を整えたものを一つづつハンダ付けしていきます。 ※以降このパーツを「くるくる」と呼びます。
この「くるくる」は下の写真で分かる通り、片門の下半部分で16個、全部で32個必要です。
2~3個作業し終わると気が遠くなりそうな個数ですが、地道に作るしかありません。
門の上部にも合計8個の別「くるくる」をハンダ付けしますが、こちらは写真の様にワッシャーを巻くような形で作成します。このワッシャーは後で樹脂パーツを取り付ける際のベースになります。
次に門の中央部分にビーズパーツを取り付けるための心棒をハンダ付けします。上の写真のように、長い状態(持ちやすいので)で固定した後、ビーズの幅でカットします。
↑上の写真:心棒を取り付けた状態
↓下の写真:心棒にビーズパーツを取り付けた状態
※ビーズパーツは、後で大きな「くるくる」で固定されるので、ボンド等で仮留めしておきます。
次に門の中で一番大きな「くるくる」を作ります。これも上部と同じようにワッシャーを巻くように形を整えながらハンダ付けします。
この大きな「くるくる」は、先ほど取り付けたビーズパーツを挟んで心棒にハンダ付けします。
大きな「くるくる」合計8個を取り付けた状態です。駆け足で説明しましたが、最初に書いた通り、この工程は実際にやってみると、とても時間のかかる作業です。数日かけて休憩しながら気長にやるしかないですね!(笑)