1/24 スケールモデル制作記
前回(08)で、金属門と左右の門柱がほぼ形になったので、今回は壁の制作に入ります。
その前に、制作記(06)で作成した樹脂パーツ ↓ を瞬間接着剤(ゼリー状)で金属門に全部接着しておきます。
Bitly
上の写真では少し見難いですが、門を真鍮版で門柱(上部)に取り付けます。下の支点部分は地面に加工する木材に穴を開けて差し込み、門が開閉するように調整します。
石積塀はスチレンボードで作成します。今回は4ミリのスチレンボードを2枚接着して8ミリの壁を作っています。
実際の現地に合わせて下書きしたレンガパターンをトレーシングペーパーで転写します。私はトレペの裏側を濃い鉛筆で塗る古典的な技法ですが、カーボン紙などを挟んで使っても大丈夫です。
パターンが写ったことを確認します。石の境界には深い溝を入れておきます。
ストロベリーフィールドの石積塀は、表面に凹凸のある積石を使っているので、スチレンボード表面を先の丸いケガキ棒で凹みを入れ、石のテクスチャを表現します。
これ、割と根気が必要な作業で裏面も同じようにケガキを入れます。
表面のテクスチャを入れ終わったら、ジャストサイズでカットし、門柱に並べてみます。
一部、門柱の外形に合わせて下部をカットします。
これで、鉄門・門柱・石壁・地面のベースセットが完成しました。
この後は塗装作業になります。今回は本番塗装前に、門と門柱は黒ジェッソを塗っておきました。
これは特に黒でなくても大丈夫です。
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