「小さな恋のメロディ」サントラ盤 & 映像作品

Melody：Soundtrack & Movie

　このページでは、「小さな恋のメロディ」に関する「音楽」と「映像」作品を紹介します。1970年から現在までは記録メディアが様々に変化した時代です。メディアの変貌も確認することができます！

サントラ盤

「小さな恋のメロディ」オリジナル・サウンド・トラック

　アナログのLPレコードです。アーカイブのページに書いた、ビージーズ、クロスビー・スティルス・ナッシュ＆ヤングのオリジナル劇中曲と、映画用に制作されたリチャード・ヒューソン・オーケストラのインストゥルメンタル曲を収録した完全版。
これは初版のジャケットで、その後、ほぼ同じグラフィック・デザインで別の写真に変更されました。
● 番号：MP 2172
● 制作：ポリドールレコード
● 発売元：日本グラモフォン株式会社

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「小さな恋のメロディ」オリジナル・サウンドトラック

　コンパクト・ディスクです。前記の「アナログLP」と同じ収録内容ですが、よく見るとタイトルの「サウンドトラック」に「・」がありません。ジャケットの写真は、LPの第2版と同じもの。
● 番号：POCP-2007
● 発売元：ポリドール株式会社

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◆ ◆ ◆ シングル & EP盤 ◆ ◆ ◆

シングル盤 – メロディ・フェア／若葉のころ

　オリジナル・サウンド・トラックとして発売された第1段のシングルレコード。
やはり、ビージーズ「メロディ・フェア」と「若葉のころ」は最強のカップリングでしょう。
● 番号：DP 1787
● 発売元：日本グラモフォン株式会社

シングル盤 – ティーチ・ユア・チルドレン

　メロディ・フェアとほぼ同時にワーナー・パイオニアから同時に発売されたサウンドトラック盤。
こちらはビージーズ以外の楽曲として、唯一選択された「ティーチ・ユア・チルドレン」のシングル盤なので、B面は映画と直接関係の無い「キャリー・オン」が収録されています。
● 番号：P-1040A
● 発売元：ワーナーブラザーズ・パイオニア株式会社

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シングル盤 – イン・ザ・モーニング／ラブ・サムバディ

　映画の大ヒットを受けてポリドールが企画した追加シングルで、オープニングの「イン・ザ・モーニング」と「ラブ・サムバディ」のカップリング。ちなみに「ラブ・サムバディ」は、ビージーズの日本でのデビューシングル曲でした。
● 番号：DP 1818
● 発売元：ポリドール株式会社

EP盤 – 「小さな恋のメロディ」ザ・ビー・ジーズ

　これも映画の大ヒットを受けてポリドールが企画した、柳の下感が強いEP盤。
特筆すべきは、映画とサウンドトラックLP盤には収録されていないビージーズのオリジナル・バージョン「スピックス・アンド・スペックス」がB面にこっそりと入っています。
● 番号：KP 2013
● 発売元：ポリドール株式会社

シングル盤 – メロディ・フェア／若葉のころ

　ビージーズがRSOレーベルに移籍して、第1段のシングルレコードと同じ曲目のカップリングでポリドールから再発売されたシングル盤。ジャケットやライナーノーツは省略部分があり、グラモフォン盤の方が愛情が感じられます。
● 番号：DW 3005
● 発売元：ポリドール株式会社

TRACY HYDE　ロードショー創刊5周年記念盤

A面：トレーシー・ハイドからのメッセージ
B面：「小さな恋のメロディ」サウンド・トラックの名シーンより

　シングル盤の大きさで、1/33回転のスペシャル・レコード。（イエローカラー）
雑誌ロードショー創刊5周年の記念として制作された特別盤。A面は17歳になったトレーシー・ハイドのメッセージと小森和子の解説。B面は映画のシーンからの抜粋。

映像作品

VHS ビデオテープ

　私はベータ派でしたが、これはVHSのビデオ・ソフトです。ビデオ発売前のテレビ放送では、いくつかのシーンがカットされていたので待望の日本語字幕スーパー全長版でした。
● 番号：JSL 30062
● 提供：日本ビクター株式会社
● 発売元：CIC・ビクタービデオ株式会社

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レーザーディスク（1）

　レーザーディスクの普及を目指し、パイオニアから発売された初期のLDタイトル。ビデオテープでは搭載されなかった英語・日本語（吹替え）の選択が、簡単に出来るようになりました。テレビと違ってノーカットの為、日本語版は新たな声優で収録されました。
● 番号：FY027-26VC
● 製作／発売元：レーザーディスク株式会社
● 販売元：パイオニア株式会社（1981）

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レーザーディスク（2）

　レーザーディスクの仕様で音声がデジタルになりました。画質も向上していますが、日本語吹替えバージョンは未収録でした。今回はバンダイビジュアルから発売。
● 番号：BELL-644
● 発売・販売元：バンダイビジュアル株式会社

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VIDEO-CD 「兩小無猜」（香港）

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　「Melody」はイギリスやアメリカではヒットしませんでしたが、日本以外にもラテンアメリカや香港で人気があったようです。これは日本ではあまり普及しなかったVIDEO-CD、香港のソフトです。一時期、香港や台湾で日本のTVドラマ（海賊盤）が大量に販売されていましたが、これは Ocean Shores Video の正規版です。
タイトルの「兩小無猜」をGoogle翻訳にかけると「2つの小さな推測」となります。
VIDEO-CDの画質はビデオテープより劣ります。
● 番号：CV-372
● 製作／発売元：海岸錄影（香港）有限公司

Melody-DVD　（香港）

　日本ではLDの発売は早かったのですが、DVDは長い間発売されず、待ちきれなくて海外盤を探しましたが、やはり香港でした。前記のVIDEO-CDと同じく Ocean Shores Video の製品です。字幕は２種類の中国語から選択できます。（日本語はありません）
● 番号：DV-128
● 製作／発売元：海岸錄影（香港）有限公司

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DVD

メロディ-Video-DVD — 日本初のDVDはパッケージにも力が入っていた。

　日本にとって待望のDVDは、2004年11月17日に発売されました。長い間待たされたファンの為に、パッケージも凝った物で、リリースキャンペーンのプレゼント企画等もありました。特典として、日本版予告編と、以前のテレビ放送用（1977年）の短縮オン・エア・バージョン（メロディ-杉田かおる）をトリミング無しで収録しています。
　一つ残念だったのは、本編の映像をオリジナル・ネガから新たにテレシネでスキャンしたマスターを使用したそうですが、色補正のバランスが悪く、画面の右端は緑が強くて左端は赤が強い映像になってしまっています。この映画は以前からその傾向があり、オリジナル・ネガに起因しているのかも知れません。※この事象はBlu-ray発売時に圧倒的に改善されます。
● 番号：PCBH-50097
● 発売元：日本ヘラルド映画
● 販売元：ポニー・キャニオン

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Blu-ray Disc

　DVDの発売から11年後の2015年にBlu-rayが発売されました。豪華パッケージ等の派手な企画はありませんでしたが、コンテンツの内容は大変素晴らしいものです。
　第一に、2004年のDVDで問題があった画面左右の色補正がほぼ完璧に改修され、デジタル処理により、イントロからエンド・ロールまで全てのコマのノイズが修整されました。日本語吹替音声ですが、1977年TV放送版、1981年のLD版、2015年新録版が収録され、各吹替字幕を選択できるようになりました。
　ボーナスの日本版予告編も本編ほどではありませんが、以前よりかなり良い画像になりました。
同時に再発売されたDVDも、このBlu-rayと同じ仕様だと思います。
　映画公開から44年の時を経て、ようやく満足できるパッケージに仕上がりました。
● 番号：DAXA-4733
● 発売・販売元：株式会社 KADOKAWA