メリルボーン駅と元アップル・ブティック

Maryleborn Station / Apple Boutique

Maryleborn St.
メリルボーン駅の入口

記念すべきビートルズの初主演映画、ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! 「A Hard Day’s Night」のオープニングシーンが撮影されたナショナルレールの駅です。ちなみに同名の地下鉄駅もあります。

映画にも登場する、駅の入口の道路にある三角屋根が特徴的です。(写真上)

Maryleborn St.

メリルボーン駅の正面、右には衝撃のファースト・シーンが撮影されたボストン・プレイスがあり、左には有名な三角屋根があります。
アビイ・ロードも遠くないので、ここからバスで行くのもお勧めします。私はアビイ・ロードからここまで歩いたこともあります。

Maryleborn St.

ジョン・ジョージ・リンゴが壁を乗り越えるシーンの左側にあったお店は現在もカフェとして営業中です。

Maryleborn St.

ジョンが窓からお店の外を覗くシーンはやっぱりここですね。窓の形から間違いないでしょう!

Maryleborn St.

電話ボックスのシーンはここだと思ったんだけど、う~ん、やっぱり違うかも?

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メリルボーンへ来たら、すぐ近くのベイカー・ストリートにあるロンドン・ビートルズ・ショップや、元アップル・ブティックへの寄り道もお勧め!

ビートルズ・ショップは、ボストン・プレイスのページで紹介しています。

元アップル・ブティック

1967年に設立されたアップル・ミュージック株式会社(後に傘下として、アップル・レコード、アップル・フィルム他、数々の新会社が誕生)のオフィスは、当初この建物内にありました。

Maryleborn St.
元アップル・ブティック、現在は不動産業者のようです。

1967年12月7日に、同ビルの1階をアップル・ブティックとしてオープンし婦人服をメインに販売。店の運営と商品デザインを担当した「ザ・フール」はオランダ人のデザイナー集団でした。
ビートルズが出演した、世界初多元衛星中継テレビ番組「Our world」で「All you need is love」を演奏した時の衣装や、「I am the walrus」のプロモ・フィルムの衣装、ジョン・レノン所有ロールスロイスのペイントデザインも「ザ・フール」の作品です。

Maryleborn St.
Photo:Apple Boutique(Facebookより)

アップル・ブティック開店時には店の壁画に「ザ・フール」によるサイケデリックなデザインのペイントが施されましたが、地元業者の猛反対にあったことから真逆の真っ白に塗り直されました。
元は、ポールのアイデアで「白い物だけを売る店」だったということもあり、その後ジョンの衣装や「ホワイト・アルバム」などへのアイデアに繋がったのかと思います。
お店は素人経営がたたって、1968年7月31日には閉店してしまいました。

この建物のブルー・プラークには「John Lennon, MBE, 1940-1980, and George Harrison, MBE, 1943-2001, worked here」と記されている。

ブルー・プラークの対象は故人なので、この二人なのね!

Bitly

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