Nine Elms & Clapham Junction
トムと仲間たちの爆弾実験場の空き地や、結婚式が行われ教師たちが生徒を追いかけた鉄道高架下のシーンは、ナインエルムスで撮影されました。この場所は、マーク本人も証言しているので間違いありませんね。
現在のナインエルムスは、バターシー火力発電所を中心とした周辺地域の再開発ですっかり変貌しました。
かつての空き地は何処にもなく、高層マンションやアメリカ大使館、巨大なショッピングモールが立ち並んでいます。唯一面影が残っているのがレンガ作りの鉄道高架ですが、一部倉庫に利用したり、店舗にリフォームされた以外は殆どの内部はレンガやコンクリートで塞がれています。
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付近の近代的な建物とは対照的なレンガ作りの鉄道高架。これは作り直すのが難しいのでしょうか?
映画で見るようにナインエルムスは廃墟で何もない空き地だったので、逆にこれだけの再開発が可能だったのですね。
マークが2022年の来日の際、爆弾のシーンは今のアメリカ大使館(写真:右)あたりで撮影したと言っていました。
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メロディのロケ地巡りでは嬉しいことに、2021年に地下鉄ノーザンラインの支線が開通しました!
パブ The Ship から近いケニントンの駅から、「Nine Elms」駅と「Battersea Power Station」駅が新設されたので、ランベスを散策した後に地下鉄で一駅、ナインエルムスに到着です。
ナインエルムスからバターシーパークまでは徒歩圏内なので、交通違反の交差点や教会にも行き易くなりました。
バターシー火力発電所はピンクフロイドのアルバムジャケットで有名になりました。
クラパムジャンクション
ロケ地ではありませんが映画のエンディングで、トムはトロッコに乗って走っていくダニエルとメロディに向かって手を振りながら「クラパムジャンクションで乗り換えるのを忘れるなよ!」と言っています。印象的なセリフです。
クラパムジャンクションは、ウォータールー発やビクトリア発などの複数路線が交わる乗り換え駅です。
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地下鉄ノーザンラインの支線が開通して本当に便利になりました!
ロケ地巡りのついでにバターシー火力発電所に立ち寄るのもアリですね。